40パパの英語長期戦 ー 我が子の英語習得をマジメに考える

小学5年(英検2級)と小学2年(英検準2級)の父親。我が子のリアルな英語の話。

こども英語x英検

小学5年の娘は英検2級、小学2年の息子は英検準2級。

今年、父親が英検準1級を受けた理由。

 

なぜ「英検」なのか

英検の目的は、「学習の良いペースメーカー」になるから。それだけです。もう少しラフにいうと、受かった落ちたの「ゲーム」にしかすぎません。受かるとうれしい😆ですよね、その気持ちや自信が、こどもの英語教育には特に大事です。TOEICを受けたことがある方も多いかと思いますが、600点が700点になっても、残念ながら子どもは喜びません。

 

長女が英検準1級に落ちた

実は、長女は今年英検準1級に落ちましたが、残念がることはありません。本屋で英検準1級の本を手にとってもらうとわかりますが、普通の小学生が受かるテストではありません。neurological(神経学の)とか、debt(借金)とか、うちの子は訳語を見て「どういう意味?」と聞いてました(笑)でもそれでいいんです。20歳の就職活動と違い、何度落ちてもいいという利点を活かして、少しずつ少しずつ語彙を増やしていく。日本語でも同じですよね。感覚的に、小学6年でよく本を読む子で、ギリギリ英検準1級の語彙に対応(つまり、6割正解)できるかなと言ったところでしょうか。ゆっくりと、父娘ともに無理をしないことが大事です。

 

親も一緒に受けてみる

英検準1級のレベルが難しいことが一目瞭然だったので、一念発起、自分でも受けてみる決意をしたのが今年2018年の春でした。仕事上何のメリットもないのに、受験料6,900円払うことに躊躇しましたが。ギリギリ合格し面目を保った以上に、親が一緒に受けたことは、今から考えても大正解だったと思ってます。つまり、親も同じ勉強をすると、英検のどこが難しいのか親自身がよく理解できるのです。具体的には、英検準1級合格に向けて、①語彙をどこまで覚えるべきか、②長文読解にどの程度の背景知識が必要か、③2次試験のレベル感について、の理解が受ける前と受けた後では全く違います。特に②については、本来の対象の大学生が受ける試験ですから、SNSでのプライバシーだとか遺伝子治療だとか、小学生では理解ができないストーリーが出ます。小学6年という年代はそうした知識量に大きな幅があります。親が英検のレベル感がわかっていると、「うちの子は今受けなくてもいいな、1年後か2年後でいいな」という正しい判断親が出来るようになり、無理な時期に無理なことをさせずに済むことができます。

 

 

英検準1級 でる順パス単 (旺文社英検書)

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